平成21年度あぐりキッズ農業体験活動かべ新聞コンクール表彰

 食生活をめぐる環境が急激に変化している昨今、特に子ども世代に対する「食と農の教育活動」の重要性が注目されています。こうした中、JAではJA青年部・JA女性部と連携し、管内の小学校や地域の子どもたちの食と農の各種農業体験活動に積極的に取り組んでいます。そこで、今後もっと農業体験活動を広めていこうと、子どもたちの素晴しい農業体験活動の集大成として〝かべ新聞コンクール〟を実施し、平成21年2月21日に大河原町のえずこホールで開催した、JAみやぎ仙南あぐりキッズ農業体験活動学習交流会において表彰いたしました。かべ新聞コンクールには、19団体・19作品の応募があり、厳正なる審査の結果、大河原町立大河原南小学校が最優秀賞に輝きました。

【審査員】
横山 真人(東北農政局 消費安全部・地域第三課)
佐藤 亨(大河原教育事務所 主幹 指導主事)
遠藤 柳子(大河原地方振興事務所農業振興部 技術次長 総括)
小島 幸男(日本農業新聞東北支所 支所長)※審査委員長
河地 尚之(社団法人家の光協会 北海道・東北普及文化局局長)
千葉 繁(JA宮城中央会 営農農政部)
飯田 真士(農林中央金庫仙台支店 業務第四課 課長)
浅野 清(みやぎ仙南農業協同組合 代表理事組合長)
日下 正弘(みやぎ仙南農協青年部 委員長)
八嶋 洋子(JAみやぎ仙南女性部長)

【全体の審査講評】
 JAみやぎ仙南の「あぐりキッズ農業体験活動かべ新聞」コンクールは今年で3年目を迎えました。毎年、たくさんの応募があり、食農教育が活発になっていることがうかがわれます。作品も表現やデザイン、インパクトが向上しており、子どもたちの農業体験活動がいきいきと描かれています。
 今年度は昨年度より4点多い19点の応募がありました。内訳は小学校が17点、保育所1点、児童館1点。内容はサツマイモづくりが10点で最も多く、昨年7点だった米は5点でした。野菜など複数とりあげた作品や地域の特産である大豆やソラマメ、酪農の作品もありました。 表現方法も実に多彩です。手づくりで仕上げたかべ新聞は、紙面の美しさ、デザインの斬新さがみられました。明るく、楽しく、元気よく農業体験している子どもたちの姿が、写真や絵、作文に表現されていました。
 また、土に触れ作物をつくる喜びとともに、お米や野菜づくりを教えてくれた地域の人たち、農家のみなさんへの感謝のメッセージもつづられていました。食と農の活動とこれにかかわる人たちとの交流は、子どもたちの心豊かな成長につながります。
 ふるさとの風景の中で、クラスの仲間たちと一緒に汗を流した農業体験。みんなのすてきな思い出がつまったかべ新聞づくりが、農業や食べものを考えるきっかけになりました。そして、この経験を家族や学校、地域でもっともっと話す機会をつくり、「農業っておもしろい、楽しかった」という感動を伝えていってください。
(審査員長:日本農業新聞東北支所支所長 小島幸男)

 

受賞名 最優秀賞 みやぎ仙南農業協同組合長賞
学校名 大河原町立大河原南小学校
審査講評 色使いやデザインの統一性が優れた作品です。ひと目見てサツマイモのかべ新聞だとわかります。手書きで仕上げた紙面の美しさも高く評価されました。子どもたちは、ただ育てるだけでなく体験の中で生まれた疑問をさらに調べたり実験して確かめたり、料理などをつくって味わったりとサツマイモをもっともっと知る活動を行いました。それがかべ新聞いっぱいにあふれています。サツマイモのイラストも効果的にはられ、紙面にアクセントを与えています。「さつまいもクイズ」もおもしろい企画ですね。思わずチャレンジしたくなります。

 

受賞名 特別賞 みやぎ仙南農協青年部委員長賞
学校名 丸森町立丸森小学校
審査講評 青色の模造紙を横にして、手づくりの花飾りなどつかいカラフルにまとめました。「ひみつ」「そだてかた」「たべかた」の3つのコーナーにわけて、色紙でアクセントをつけています。「そだてかた」には体験した日付とイラスト、コメントもかいてあります。また、JAのみなさんへの感謝のメッセージから小学2年生の楽しくいきいきとした表情がつたわってきます。農園の準備からはじまって料理づくりから感謝祭まで、子どもたちの楽しそうな体験学習が作品から感じられます。

 

受賞名 特別賞 みやぎ仙南農協女性部長賞
学校名 大河原町立金ヶ瀬小学校
審査講評 小学4年生の「思い出がつまった畑」が模造紙3枚いっぱいに表現されています。なんと8班のグループごとに写真やイラスト、作文を配列し、バラエティ豊かな紙面です。コーナーを色分けして読む人を考えたデザインになっています。新聞に掲載された切抜きや「編集後記」まであります。見せて、読ませて楽しいかべ新聞です。またJAの人やみそ屋さん、保護者の人たちとともに体験した喜びが伝わってきます。サツマイモを育てる活動をとおしてすてきな出会いがうまれましたね。

 

受賞名 特別賞 JA宮城中央会長賞
学校名 角田市立桜小学校
審査講評 サツマイモの絵をバックに、春から秋までのサツマイモづくりがひと目で分かるかべ新聞です。紙面のまわりをサツマイモの葉っぱのイラストでかこんでいます。「紅あづま」という品種をつくったのですね。4月から11月までの作業風景の写真には楽しそうな子どもたちの表情があふれています。みんなの作文やお礼の手紙もふくろや箱の中に入れ、アクセントよく配置され、手づくりで、子どもたちの願いやお礼がいっぱいつまっています。収穫は「409こ」、たくさんとれたね。

 

受賞名 特別賞 日本農業新聞東北支所長賞
学校名 七ヶ宿町立関小学校
審査講評 小学2年生の8人の子どもたちが春、夏、秋にいろんな野菜づくりにとりくみました。黄色の模造紙にはられたミニトマトやズッキーニ、オクラ、モロヘイヤの写真と観察記録、イラストが読者を楽しませてくれます。シンプルなデザインですが、種まきから手入れ、収穫まで野菜のせわをしながら気づいたこと、楽しかったことが「思い出いっぱい」にまとめられています。そしてJAのみなさんにお礼の作文をみんながかきました。

 

受賞名 特別賞 家の光協会長賞
学校名 角田市立藤尾小学校
審査講評 「大豆博士新聞」は、大豆づくりはもちろん味噌など加工品や伝統行事(節分)まで大豆にまつわることをクラス全員で力をあわせてつくった作品になっています。模造紙もコーナーごとに色分けして見やすく読みやすくなっています。各コーナーの内容もしっかり調べ、図や表、イラストにあらわして「よくできました」です。レイアウトや配色、表現を考えてつくった、6年生13人の楽しさあふれるかべ新聞です。2年続けての大豆づくり、大豆の知識がよりくわしくなりました。

 

受賞名 優良賞
学校名 白石市立白川小学校
村田町立村田第三小学校
白石市立白石第一小学校
柴田町立西住小学校
角田市立北郷小学校
柴田町三名生児童館
角田市立西根小学校
川崎町立本砂金小学校
川崎町立支倉小学校
川崎町立川内小学校
蔵王町立円田小学校
丸森町筆甫保育所
川崎町立川崎第二小学校